【あすなろ帖】創作・趣味と読書・あの世と宗教のお話

創作は童謡と詩。趣味は音楽鑑賞や折り紙。読書は哲学・宗教・小説・コミック等々。あの世の話や、また仏教・キリスト教・神道・新宗教等々、まだまだありますが、50年近く私の学んで来た事をご紹介したく思います。2019/10/5

連載・第一回/今、公開中の映画の中の言葉です。原作の小説から紹介します。

世界中で、23個もの賞を受賞した映画「世界から希望が消えたなら。」現在、公開中です。


現代における最大の問題の一つは、
西洋社会、つまりキリスト教社会と、
イスラム教社会の間の誤解にあります。
しかし、私はあえて申し上げます。
全ての宗教は、一つの『根源なるもの』から始まっているのです。
あらゆる国の神々を超越して存在する、至高神がいるのです。
神を戦争の道具として使うなかれ。
神は、人々が互いに殺し合うことを嫌います。
神は、人々を愛してるいるのです。
神は、イスラム教徒を愛しています。
仏教徒も愛しています。
キリスト教徒も愛しています。
その他全ての宗教の信者や、全ての国の人々をも愛しています。
神は、神を信じる人々を愛しています。
また、神を信じない人々をも愛しています。
これが慈悲なのです。
どんな時も、たとえ何があろうとも、神は皆さんと共にあります。
神が皆さんと共にあるならば、
皆さんを打ち負かすものなど何もありません。
皆さんは全てを乗り越えることができます。
皆さんは無敵の存在なのです。
どうか私を信じてください。
(p.248~250)

たとえどのような環境におかれていても、コツコツと努力を続けていくことで、人はいつか、ダイヤモンドのごとく光を放つようになる。そうなれば、やがて、新たな道が開けてくる。
(p.13)

皆さんに知っておいていたいただきたいことは、『念(おも)いは実現する』ということです。
ある念いを持ち、それを念じ続けていると、次第に、それが実現して現実化してきます。また、言葉として出したことも、その通りになってくるのです。
そういう意味では、よき念い、よき言葉を出し続けることが大事です。
私自身の人生においても、私が言葉にして語っていたことが、ほぼ、その通りになってきました。二十年近く前はゼロだったものが、現に、私が世の中を幸福にする思想を発表したい、と強く念ったことで、書籍が発刊されるようになり、さらには黄金出版社という実体あるものとして現れてきたわけです。『まず念いがあって、やがて実体ができてきた』という現実があります。
したがって、『よき念いでもって、世の中をよくしていこう。発展させていこう』と念うことが大事なのです。
(p.22~23)

「祈りというものは、非常に大きな力を持っています。祈りは仏に向かい、祈りは他人に向かい、祈りはに自分自身にも向かってくるものなのです。
この『祈りの力』を真に発揮したときに、世界は変わってきます。地上を離れた実在の世界においても、祈りは、エネルギーを増幅させるための非常に強い手段なのです」
(p.61)

会社を今以上に大きくする基本的な法則は一つ。『お客様のためを考えること』、この一点なんです。『できるだけ多くのお客様に幸福になっていただきたい』ということをですね、皆さんの仕事を通じて実践することです。それを受け入れた時に、会社は大きくなります。それ以外の技術的なものは、別の問題です。基本的に、多くの顧客の支持を受けたものは、必ず成長するんです。
(p.104)

(『小説 世界から希望が消えたなら。』より)

まだ続きます。