古典と私の詩と
1月14日の今日は、有名な童話のドリトル先生シリーズの作者、ロフティングが生まれた日です。ドリトル先生のように、動物の言葉が話せたら、どんなでしょう。 「動物語」という題名の詩を以前に書いていたので、それをご紹介します。犬には 言葉がないなんて…
1月10日は詩人の山村暮鳥が生まれた日でした。 こんなことを思いました。山村暮鳥の詩といっても 知っているのは少なくて 残念だとも思う訳で そのうち全部読んでみたい けれど全部を読んだとて 一番好きな作品は おそらく変わらないだろう それは何より有名…
平安時代の歌謡を集めた「梁塵秘抄」(りょうじんひしょう) その中では何といっても、次の歌が有名でしょう。遊びをせむとや生まれけむ戯(たはぶ)れせむとや生まれけむ遊ぶ子供の声聞けば我が身さへこそゆるがるれ (梁塵秘抄・四句神歌)この歌について以前調べ…
私は詩を書き続けていますが、ではどんな詩が好みなのでしょうか。 例えば、平仮名ばかりがずらっと並んだ詩があります。こんなのです。風景(山村暮鳥)いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな いちめんのなのはな い…
3つの詩を投稿することにします。まずは有名なものから。ブレイク「無垢の予兆」より一粒の砂に世界を見 一輪の花に天国を見るには 君の手のひらで無限を握り 一瞬のうちに永遠をつかめコマドリの籠の中では 天国が勢いよく詰まっている 鳩が充満した小屋の…
私は詩を書き続けていますが、ではどんな詩が好みなのでしょうか。 例えば、平仮名ばかりがずらっと並んだ詩があります。こんなのです。 風景(山村暮鳥)いちめんのなのはな いちめんのなのはな (略) 詩にはリフレインのあるものが多いですね。北原白秋などは…
【小鳥の舟】他閑吟集より人買ひ舟は沖を漕ぐ とても売らるる身を ただ静かに漕げよ 船頭殿「閑吟集」は室町時代の歌謡集です。身分に関わりなく集められたようで、民衆の歌が一番多いといいます。 サイトで注釈を調べてみました。「人買ひ舟」は、女子供を…