【あすなろ帖】創作・趣味と読書・あの世と宗教のお話

創作は童謡と詩。趣味は音楽鑑賞や折り紙。読書は哲学・宗教・小説・コミック等々。あの世の話や、また仏教・キリスト教・神道・新宗教等々、まだまだありますが、50年近く私の学んで来た事をご紹介したく思います。2019/10/5

子供川柳//旧作に大幅に新作も加えました。

全てが季節に因んでいるので俳句のようなものもあろうかと思いますが、季語などは分からないので一応川柳ということにしておきます。

【1月】
松かざり 終わりなき世を ことほぎて

松が枝(え)に 追い羽根とられ すみぬられ

追い羽根は 正月にしか 出来ないの
正月しか 出来ない遊びが あるとはね

【2月】
豆あびて あわれ鬼さん めをまわし

鬼さんに はってやろうか ばんそうこう

福さんは うちでいいねと 鬼ごねる

鬼さんは 外で裸で お気の毒

【3月】
明るいけど ぼんぼりに 火をつけましょか

上のだん ほんにお二人 きりょうよし

姉さんの おもかげうつす かんにょびな

聞こえるよ 五人ばやしの ふえたいこ

しろざけを のみすぎるなよ うだいじん

あしなげて ぎょうぎのわるい しちょうさん

【4月】
クラスがえ また友だちと いっしょかな

花まつり 悉多太子(しっだたいし)に 花たむけ

花まつり おいしいうぶゆの おしゃかさま

【5月】
こいのぼり いつになったら 竜になる

こいのぼり 竜になるまで 見てやろか

波に似た 風に泳ぐか こいのぼり

しょうきさま じんむてんのう こわい顔

【6月】
つつかれて 片目つぶるか かたつむり

てるぼうず くびをきられちゃ なるまいぞ

しとしとと 今日も お外に 出られない

【7月】
おりひめの 話をきいてよ てるぼうず

たなばたの 日こそがんばれ てるぼうず

今宵こそ はれてほしいね お二人さん

七夕は 主 エル・カンターレの 生まれた日

お誕生日 七七七は よい並び

【8月】
ほたるがり 母の手ぬいの ゆかた着て

山の日にゃ なにがなんでも 山のぼり

山がある だから 山へと
登るのさ

【9月】
お月様(ののさま)を とってくれろと 子のせがむ

ひがんばな なぜにお彼岸 好きなのか

【10月】
運動会 引き分けなんて 大嫌い

赤とんぼ お前の寝屋(ねや)は 西方(さいほう)か

【11月】
ほそみちを 天神さまに 初参り

お祝いの 飴はとっても よいお味

【12月】
サンタさん ほんとは寒がり ほんとかな

トナカイさん お鼻に燃料 あるのかな

エスさま 生まれて この世に 日がさした

和歌に「もとうたどり」という伝統がありますが、この一連の川柳にも、他の文学作品にちなんだものが幾つかあります。1・3・11・12月は皆、他の童謡や絵本に関係しています。
7月の「七七七」というのは、7月7日の朝7時ぐらいに、私の帰依しております大川隆法先生、法名エル・カンターレが生まれられた日時であることを指しています。
9月の「ののさま」とは元々は仏様の意味だったものと思うのですが、お月様の意味で使われることが多いようです。
10月の「西方」は「せいほう」ではありません。これは「西方浄土」であり阿弥陀様の国のことですね。