ピパの歌/詩の創作です。このところ毎日書いています。
イギリスの ある町に
ピパという 娘あり
朝ごとに 歌うたう
時は春
日はあした
あしたは七時
片丘に 露みちて
あげひばり なのりいで
かたつむり 枝に這ひ
神、そらに知ろしめす
すべて世は 事も無し
町々に 涙あり
町々に 悲惨あり
町々に 苦悩あり
ああ されど
ピパは ただ
歌うたう
神、そらに知ろしめす
すべて世は 事も無し
すべて世は 事も無し
ああ ここに
わが ついの
願いあり
今こそは
迷う日も
なかるべし
すべて世は 事も無し
すべて世は 事も無し
すべて世は 事も無し
途中に引用させて頂いたのは、上田敏氏の訳です。