【あすなろ帖】創作・趣味と読書・あの世と宗教のお話

創作は童謡と詩。趣味は音楽鑑賞や折り紙。読書は哲学・宗教・小説・コミック等々。あの世の話や、また仏教・キリスト教・神道・新宗教等々、まだまだありますが、50年近く私の学んで来た事をご紹介したく思います。2019/10/5

h「絶好調男」「ヤッターマン」中畑清の名言

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1月6日の今日は、どんな時でも「絶好調」と答えて「絶好調男」とか「ヤッターマン」の異名を得た中畑清氏の生まれた日です。
そこで氏の名言を集めてみています。まだまだ有るようなのですが、取りあえずというところで・・

同じ苦労を経験すると、一体感が生まれる。簡単に「絆が大事だ」というけれど、絆は楽しいことばかりをしていても生まれない。

同じことを伝えるにも、選手によって言葉を変える。人間は十人十色。全員にそれぞれの個性があるでしょう。声のかけ方が違って当たり前。

同じ内容でも、言い方ひとつで受けとめ方が違ってくる。だったら、イヤな思いが胸に残るような言葉は使わないほうがいい。

監督の仕事は責任を取ることしかない。勝てば選手、負ければ監督、それでいい。

喜怒哀楽を素直に出す生き方の方が、人は楽に自分の能力を出すことができます。
喜びだって涙だって、懸命に打ち込まなければ出てくるものではありません。

苦しい練習、容赦ないシゴキに耐えるとそのレベルが上がる。
レベルが上がると今までの練習が簡単に思えてくる。そうなればどんどん上達する。

現役時代、私は調子を尋ねられると、必ず「絶好調です!」と答えてきました。
これは入団間もないころの長嶋監督とのやりとりがそもそもの発端です。
「調子はどうだ?」と監督から尋ねられて、とっさに「まあまあです」と返事をしたのですが、それを聞いていた土井正三コーチから叱られました。
「まあまあなんて言うやつを監督が起用するか?絶好調と答えろ!」と。
それ以来、私はどんなときでもそう答えるようになりました。

ダメ出しなんて、誰がやっても同じで、「バカヤロー」なんて、バカにだって言える。
問題はネガティブな言葉を出し切ったあとで、選手の心をケアするために、どんな言葉をかけてやれるか。人間は感情の動物なんだから。

もちろん、調子が悪いときもありました。
でも言葉の力は不思議なもので、「絶好調」と口にすると、本当にそうなっていくんです。
一種の自己暗示ですね。
私がまさに絶好調で30代を迎えることができたのは、そのおかげだと思っています。
「絶好調」という言葉に出会っていなければ、いまの私はなかったかもしれません。